ノア式予習シリーズ学習法 予習シリーズ算数 類題の勉強法
今日は、ノア式予習シリーズにおける、類題・応用例題の勉強方法について
確認していきます。
確認ですが、
中学受験ノアでは、予習シリーズ算数を3つに分けているのが特徴です。
第一段階 必修例題・基本問題
第二段階 応用例題・類題
第三段階 練習問題
今回は、第一段階が終わってしまった人向けに、第二段階・第三段階の学習法をまとめました。
まずは類題からです。
類題は、直前にある必修例題の、数字が変わったバターン
です。
類題は、必修例題をどれくらい、本当に理解しているかが問われます。
もし本当に必修例題を理解しきっているなら、類題を解くことはそう難しいことではないでしょう。
しかし、多くの受験生はそう簡単に類題が解けません。
それは、必修例題を何度も繰り返すうちに、いつしか「答から考える」習慣が、
知らないうちについてしまっているからです。
例えば、「例題3のこたえは、たしか10通りだったよな。
10通りになるには、本文に出ている2と3をかけて、4を足せば良かったのかな?
お、下の解説をみると、そうかいてあるぞ。良かった。理解できたんだ。」
確かに、何度も復習するうちに、自然とこたえが頭に入ってしまうことはあります。
ですが、上の例のように、解答から逆算して式を組み立てていると、
いつまで経っても模試や過去問で良い点数がとれるようになりません。
それは、
上の例でいえば、どうして2✕3+4なのか、を考える作業が抜けてしまっているからです。
とにかく、
なぜその式になるのか、
他の式ではだめなのか、
他の解き方ではだめなのか
必修例題をマスターする、ということは、こういう自主的、積極的な思考を、
受験生自身がもつことです。
先生や親が代わりに受験してくれるわけではありません。
受験生は、例題から何を学び、何を受験会場に持っていけるのか、
自分の頭で考えることが大切です。
中学受験ノアでは、必修例題・基本問題の完全解説動画を用意しています。
何度も動画授業をみて、わからないところを復習できるカリキュラムになっています。
解きっぱなしにせず、繰り返し何度も学習するために、動画による学習は適しています。