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名詞には種類が４つあります。
　
名詞がさらに４つに分かれるということですね。
　
普通名詞
固有名詞
数詞
代名詞
　
普通名詞については、固有名詞、数詞、代名詞の３つ以外のものと考えた方がよいでしょう。
　
固有名詞、数詞、代名詞は見分けやすいです。
　
見分けやすいものから決めていき、見分けづらいものを見極める。
　
選択肢の問題の消去法でもかなり有効な考え方ですよね。
　
それでは、固有名詞を見ておきましょう。
　
人名・地名・書名など、そのものだけのためにつけた名前です。
　
野口英世。人名ですね。
太平洋。海の名前ですね。
イギリス。国の名前です。
万葉集。書物の名前。
法隆寺。寺の名前です。
　
基本的には、世の中に一つしかないものを表すと考えていくとよいでしょう。
　
野口英世は一人しかいません。
太平洋という海は一つしかありません。
　
野口英世と言われれば、一人の人物を思い浮かべることができるわけですね。
　
一方、「人間」と言われても、どの人間を指すのか分かりません。
一人の人物を思い浮かべられないわけですね。
ですから、「人間」は「固有名詞」ではないわけです。
　
確かに、同姓同名の人がいると、一人の人物に決まりませんが、そこは気にしないようにしましょうね。