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ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 年令算 3倍になるのは何年後か

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、年令算について、みていきましょう。
 
問題
太郎君は9歳、お父さんは37歳です。
 
お父さんの年齢が太郎君の年齢の3倍になるのは何年後でしょう。
 
年令算の基本的な解き方は、
 
線分図を書くことです。
 
年令算の場合、線分図を書くことで、
 
どこの長さが変わらないのか、
 
がはっきりとわかるという利点があります。
 
このときのコツは、左側に線分図を伸ばすことです。
 
(5年後なら5年、と書いて左にのばす。3年前なら三年とかいてその分、右に削る。)
 
しっかりと線分図を使って考えることができれば、
 
太郎君とお父さんの年令の差が、全く変わらないことがわかります。
 
 
この問題の場合、太郎君とお父さんの年齢差は37-9=28歳です。
 
ここで、今まで何度か学習してきた、
 
 
マルイチ算を使う
 
とよいでしょう。
 
まず、何年分かの長さを線分図の左に足します。
 
お父さんの年齢が太郎君の年齢の3倍になる年数を求めるので、

のばしたあとの太郎君の長さを①、
 
のばしたあとのお父さんの長さを③
 
とします。
 
さきほども確認しましたが、
年令算では差が一定

なので、お父さんと太郎くんの年令の差は、
 
③ー①=②となります。
 
 ②=28なので、
  
 ①=28÷2=14
となるので、太郎君が14歳のときに、お父さんはその3倍の年令になることがわかります。
 
いま、太郎君は9歳なので、
 
お父さんの年齢が太郎君の年齢の3倍になるのは、
    14-9=5
 
となるので、5年後になりますね。

それでは、中学受験目指して、頑張りましょう。