ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 からだの一部を使った慣用句 耳がはやい
からだの一部を使った慣用句です。
体の部分を使った慣用句はとても多いです。
それぞれ体の部分の機能から考えると、意味も連想しやすいものが多いですから、しっかりとマスターしていきましょう。
「もうご存知とはさすがに耳が早い」
情報を手に入れるのが早いということですね。
耳が早いと言っても、文字通りに解釈することはできません。
耳が早く動くのかというと決してそのようなことではありませんよね。
しかし、情報は耳で聞いて手に入れることが多いですし、早いという言葉と組み合わせると、情報を手に入れるのが早いという意味は、自ずと連想できるのではないでしょうか。
この慣用句の場合は、長い言葉を短く表現できるという利点もありますね。
「情報を手に入れるのが早い」となると長くて少しまどろっこしい感じもします。
それを「耳が早い」と簡潔に表現できてしまうということですね。
慣用句を知らないと、文章の意味を読み違えてしまうという場合もありますから、しっかりと知識としてマスターしておく必要がありますね。