ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 鹿 牛
慣用句の問題です。
慣用句の問題は、空所の補充など知らなければできないものが多くなります。もれなく学習したいところですね。
ただ、慣用句はそれがあらわす状況をイメージするととらえやすいことが多いです。
一度学習しておけば問題でもかなり対処しやすくなりますので、どこかでまとめて一気にマスターしてしまうとよいでしょう。
あとは、問題に出てくるたびに繰り返し復習をすることが重要ですね。
「鹿を追う者は山を見ず」
鹿を必死に追いかけていると周りの山のことなどは見えませんよ、ということですね。文章そのままイメージすれば分かりやすいと思います。
目先のことに心を奪われると全体が見えなくなるということですね。
「角を矯めて牛を殺す」
「矯めて」という字が「矯正」の「矯」だと気付ければ意味が分かりやすくなるでしょう。
角を直そうとしたら牛が死んでしまったということですね。
牛の一部である角を直して牛自体が死んでしまうということですね。
欠点を直そうとして、度が過ぎて、全体を駄目にするということですね。