ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第1回 都道府県のすがた 練習問題1 解説その1
練習問題1の解説をしていきます。
まず、AからEの県をそれぞれ特定してしまいましょう。
都市名で特定できるとは思いますが、それ以外の情報で特定してみます。
Aは「温暖な気候を利用し、ビニールハウスなどを用いて…」という文から、
野菜の促成栽培がさかんな県、つまり、宮崎県か高知県だとわかります。
決め手は、「南北に長い」、「畜産業も発達」で、宮崎県です。
Bは特定しにくいですが、「日本海に面していてコメの産地として有名」、
「多くの果実が栽培されている」が決め手で、山形県です。
Cは「東京湾の沿岸には工業地域が…」が決め手で、千葉県です。
Dも決めにくい。「太平洋に面した三陸海岸」で岩手県か宮城県。
県庁所在地の人口が約29万人ということで、岩手県だとわかります。
「畜産業がさかん」を決め手にしてもOKです。
Eは「県内の出雲大社」が決め手で、島根県。
1回めの読みでそれぞれの県が特定できるようにして欲しいです。
では、問いに入りましょう。
まず問1の(1)の作物。
下線①に「きゅうり」があります。ほかに促成栽培で育てるのは…?
ピーマンですね。表の3位に高知県が出ているので、表からAが宮崎県だと
特定することもできます。
続いて、(2)。
Bが山形県と特定できていれば、即答できる問題ですね。
おうとう(さくらんぼ)です。
次回以降、残りの問題を解説していきます。