ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 語句の用法 ほころぶ かじる いたむ
中学受験に必要な語句の意味について考えてみたいと思います。
特に物語文の長文読解においては、語句の意味が分からないことから、
どの部分で登場人物の心情が強く訴えられているのか、わからなくなる
という場合があります。
耳慣れない言葉をどのような意味なのか予測しても、
その内容が間違っている場合も多くありますので、
ひとつでも多く言葉の知識を吸収し、
読解問題に強くなりましょう。
例えば「ほころぶ」という言葉は、「顔がほころぶ」
などというように使いますが、これは、表情が柔らかくなるという意味ですね。
これは、本来、花が開いていく状態を示しています。
ここから考えてみても、表情のかたさがなくなり、
笑顔になるという意味に使われるのも納得できますね。
このように言葉本来の意味を知ることにより、
「なるほど、こんな風に使えるのか」
と理解できる場面も多くあります。
これが、語句を覚える楽しさでもありますよね。