ノア式予習シリーズ学習法 6年算数 面積・長さ 補助線と等積移動
図1. 四角形の中の斜線部分の面積を求める。
この四角形の対角線に補助線を引くと直角三角形が2つ出来る。
三角形の面積の公式は、底辺 × 高さ ÷ 2 であるから
斜線部分の面積は、以下の式で表される。
4 × 13 ÷ 2 + 12 × 7 ÷ 2 = 68
従って、68㎠ である。
図2. 長方形の中の斜線部分の面積を求める。
左右に分かれた三角形の面積は、頂点A を台形の上底の
左端に移動させても変わらない。
頂点D の三角形も台形の上底の右端に移動させても変わらない。
これらの三角形は、底辺も高さも変わらないので、面積は異動前と変わらない。
この様に、面積を変えずに図形の形状を変える事を等積移動と云う。
図2の場合、三角形の頂点を移動させると台形が出来る。
台形の面積は、(上底 + 下底)× 高さ ÷ 2 であるから。
この台形の面積は、(3 + 14)× 8 ÷ 2 = 68
68㎠ である。