ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 二字熟語④ 主語と述語の関係
熟語の組み立てについて、引き続き考えていきます。
「激増」という熟語があります。
これも、それぞれの漢字を分けて考えてみると、
激しく増えるという意味になることが分かります。
つまり、どのように増えたか、上の漢字が下の漢字を
修飾している関係になります。
すなわち、修飾、被修飾の関係で組み合わさった熟語ですね。
これに対して上の漢字と下の漢字が主語と述語の関係になる
熟語について考えていきましょう。
例えば、「雷鳴」という熟語があります。
これは、雷が鳴るといういみですね。
つまり、何がどうしたという、主語と述語の関係にあることが分かります。
また、「日没」という熟語も、日が没む(しずむ)という意味になりますので、
「雷鳴」と同じように、主語と述語の関係であることが分かりますね。
このように、上から下に読んで意味が通じる熟語の場合、
修飾、被修飾の関係にあるのか、
主語と述語の関係にあるのかを正しく見極め、
知識として頭の中に入れておきましょう。