中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 二字熟語⑤ 動作と動作の対象

引き続き、二字熟語のつくりについて考えていきましょう。
 
上の漢字が動作、下の漢字が、その動作の対象を表しているものです。
 
これは、例を挙げていけば分かりやすいと思います。
 
「断念」という熟語から考えてみると、
 
念とは、気持ちという意味ですね。
 
つまり、念を断つということで、
 
「断つ」という言葉が動作にあたり、
 
その動作の対象が「念」つまり、気持ちということがわかります。
 
分かりやすく言えば、「断念」とは、あきらめるという意味ですね。
 
このようにに考えていくと、「給食」という熟語も、
 
食べ物を供給するという意味なので、
 
同じ熟語のつくりだということが分かります。
 
ポイントとしては、訓読みにして、下から上へ読んでいくと
 
分かりやすいと思います。
 
正しい熟語のつくりを理解することは、
 
正しい意味を知るにあたり、最も重要なことですね。