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ノア式予習シリーズ 5年算数 角度 錯角

 
 
 図の中の角Xの大きさは何度ですか。
 
 ※平行線の同位角・錯角
 
  同じ平面上の2つの直線を延長しても交わらない状態を平行線といいます。
 
  この平行線の性質から角度について二つの関係がわかります。
 
  一つ目が同位角です。同位角は同じ位置関係の角になります。
 
  そして、錯角は平行線の内側にある入り混じった角のことです。
  
 
 ➀直線lと直線mは平行です。同様に角xと63度のところに
 
  直線lと直線mに平行な直線を引いてみます。
 
  すると角xの上側は、錯角を利用して24度となります。
 
  また、63度の下側も直線mに平行であるため、45度となります。
 
  従って、
 
  角Xの下側が63-45=18度となります。
 
  求める角Xは、24+18=42度と導き出せます。
 
 
 ②外角を利用し、27度を含む三角形の左側をX+42度と表すことで、
 
  もうひとつの外角135度を見ていきます。
 
  すると、
 
     X+42+27=135度という関係を導き出せます。
  
  従って、
  
     X=135-(42+27)=66度と求まります。