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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第3回 憲法から見る日本の政治 練習問題1 解説その1

第3回の練習問題の解説に入ります。 
 
まずは、1番です。 
 
日本国憲法の第14条、第25条、第27条の条文が出ています。 
 
日本国憲法は第10条から第40条で基本的人権について規定していますので、 
 
3つとも人権に関する問題だということがわかります。 
 
さっそく問1からまいりましょう。 
 
第14条の空らんに当てはまることばを漢字で答える問題です。 
 
条文を見ますと、「法の下に( A )」となっています。 
 
確実にとらないといけない問題ですね。 
 
正解は、平等です。 
 
第14条は確実に暗記してください。 
 
 
 
続いて、問2。 
 
第14条の考え方に反する、つまり、差別に当たる例はどれかという問題です。 
 
アは男女雇用機会均等法で、採用から退職まで男女差別することを禁じています。 
 
同じ業種であるにも関わらず、男女で異なる人数を募集するのは、性別による 
 
差別に当たります。 
 
イは公職選挙法の改正により、選択肢として成り立たなくなりました。 
 
ウは1票の格差に関するものです。政治的関係において差別されています。 
 
エは職業選択に関するもので、平等権ではなく、自由権に関するものです。 
 
したがって、正解は、アとウです。