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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第3回 憲法から見る日本の政治 練習問題2 解説その1

それでは、練習問題2にまいります。 
 
まず、問1から。 
 
AとBを最初の文で入れられる受験生は少ないと思います。 
 
Cも入れにくい。気づけば、国語の読解問題なのですが。 
 
D・E・Fから入れていきましょう。 
 
Dは前に「法律をつくる」とありますし、後ろに「国会」がありますので、 
 
立法(権)ですね。「権」は書いてありますので、勢い余って「立法権権」に 
 
ならないように注意してください。 
 
Eは前に「政治を行う」、後ろに「内閣」と出てきますので、行政(権)ですね。 
 
FはD・Eに立法・行政ときていることからいけると思います。 
 
後ろに「裁判所」が出てきますので、やはり、司法(権)でした。 
 
A・B・Cのうち、入れやすいのはBでしょうか。 
 
2つ目のななみ先生の会話に「( B )民権運動」と出ていることから、 
 
Bは自由だとわかります。 
 
Aを決めましょう。 
 
2つ目のななみ先生の会話に「( A )が主権者」と出てきます。 
 
Aが主権者である社会をめざそうと言っているので、国民が答えです。 
 
最後にCです。 
 
これを決めるのは難しい。 
 
1つ目のななみ先生の会話に「( C )を神とする」と出てきます。 
 
また、ごうけつ君の会話に「神のような統治者」と出てきますので、統治者でも 
 
正解だとは思いますが、会話の設定が明治時代であること、2つ目のななみ先生の 
 
会話に「(自由)民権運動が下火に」と出てきますので、大日本国憲法が発布 
 
されたあと(1889年以降)の会話だと考えられます。 
 
したがって、Cには天皇を入れたほうがよいでしょう。