ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 説明文は接続語で読み解く

説明文の読解は、中学受験にとっての最重要項目といっても過言ではありません。
説明文において、もっとも大切なのは、
長い文章のなかで、解答に結びつく、要旨であるが、
さほど重要なものではないかということを見分けることです。
これを見分けるには、接続語の正しい用法を理解し、
どの部分に注目していくかを瞬時に見分けることです。
例えば、逆接の接続語である「しかし」が使われている場合には、
「しかし」のあとに、筆者の主張が書かれている場合が多いですね。
また、「つまり」が使われている場合は、
読者に分かりやすいように言い換えてまとめてくれている部分になりますので、
この部分にも注目したほうがよいでしょう。
このように接続語は、説明文の内容理解をするのあたり、
重要なポイントとなりますので、
文章を読み進めていく時に接続語にラインをひいたり、
まるをつけるなどすると、文章の型がより鮮明に分かってきます。
文章読解の時は必ずラインを引くことを習慣化させてください。
国語の成績が高い受験生ほど、この作業を地道に続けていますし、
これが長文読解の基本となるものなのです。