ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 模試の受験について

中学受験生であるならば、二月の受験本番までに、
何度も模試を受験し、会場慣れすることをお勧めします。
模試の受験においては、多くの受験生と保護者が、
結果の偏差値に一喜一憂しがちですが、
模試の偏差値は、合格には直接関係のないものと考えてください。
もちろん、学習進捗の目安にはなりますが、
模試に出題される内容は、数多くある私立中学の入試問題の平均値であり、
自分が受ける志望校との出題内容に大きな隔たりがあるからです。
また、模試の出題内容は、多くの分野を網羅しなければならないため、
出題範囲が広がり、問題数が多くなっています。
模試の受験においてなにより大切なのは、
その成績ではなく、自分の苦手分野を見つけ、
今後の学習計画を立てることにあります。
国語の模試の問題においても、
例えば、俳句や詩の問題など、志望校の問題傾向とは
全く異なった分野もまんべんなく出題されます。
もちろん、知識として、頭に入れておくには問題ないですが、
直接得点源にはならない出題も多いことを覚えておいてください。
また、模試を数多く受験することで、
知らない会場での緊張感にもなれ、
本番も心に余裕を持って受験することができます。