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ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 台形の中の相似

 
 
 図の中で、辺ADと辺BCと辺EFは平行です。xとyの長さは
 
 何cmですか。
 
 
 辺AEと辺EBの辺の比を求めると、
 
    AE:EB=12:9=4:3 なので、
 
 対応する右辺も
 
    DF:FC=4:3 となります。
 
 よって、xは
 
    10.5÷3×4=14cm と求まります。
 
 
 つぎに台形全体を辺DCに平行になるように点Aから平行線を
 
 引き、図形を分割します。右側に平行四辺形ができ、また左側に
 
 三角形ができます。辺BCと重なる点をGとします。
 
 左側にできた三角形は、ピラミッド型の相似形になっているので、
 
 三角形AEHと三角形ABGは相似です。
 
 相似比は AEH:ABG=12:(12+9)=12:21
        
                       =4:7
 
 また、辺BGの長さは、
 
      辺BC-辺GC=22-15=7cm
 
 よって、辺EHの長さは、
 
      4:7=y:7
 
    y=7÷7×4=4cm
 
 設問は辺EFの長さなので、
 
    4+15=19cm と導き出せます。