ノア式予習シリーズ学習法 6年算数 ダイヤグラム必勝法
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今日は、旅人算の難所のひとつである、ダイヤグラムの問題を、
おどろくほど早く解ける方法をお伝えしたいと思います。
予習シリーズ5年上算数では、第16回の速さにはじまり、
第18回・第19回の旅人算の問題が、受験勉強のひとつのクライマックスとなっています。
そのなかでも、ひときわ受験生を苦戦させる存在が、ダイヤグラムです。
今日は、ダイヤグラムをどうやって得意になればよいか、みていきましょう。
速さ=道のり÷時間
これはごく当たり前の公式ですね。
ダイヤグラムは、実はこれらをグラフにしただけなのです。
たて方向=道のり
よこ方向=時間
まずはこの関係を、しっかり抑えてください。
じゃ、速さは?
ここが、ダイヤグラムの第一の難関です。
実は、速さは、ダイヤグラム上では、グラフのかたむき として表現されるのです。
ですので、
時間や道のりはダイヤグラムから読み取れるが、
速さは直接読み取ることができない。
ことをまずは知っておきましょう。
そしてこの次が肝心なのですが、
速さは「道のりの差」÷「時間の差」で出る、ことをおさえましょう。
書かれている数字が「30分」だとしても、「0分」から「5分」まで歩いて、
「5分」から「20分」まで止まって、
「20分」から「30分」までまた歩いた場合、
速さを求めるのに使う時間は、
30分ー20分=10分となります。
あくまでも速さの「差」が重要なのです。
道のりも同様に、「差」をみてあげてください。
ダイヤグラムから「速さ」が計算できるようになれば、
基本的な読み方についてはマスターです。
とにかく、まずはダイヤグラムから速さが求められるようになってください。
それでは、中学受験合格目指して、がんばろう!