ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文の役割を考える

中学受験の国語における説明文の読解においては、
構成されているそれぞれの文を役割を考えなくてはなりません。
それぞれの役割から、どの部分が重要で、
どの部分が重要な部分に対しての補足説明であるかということを
しっかり理解しましょう。
説明文は、ひとつの事物について、詳しく説明している文のことです。
何について説明しているのか、そして、その説明をより分かりやすく、
説得力を持って伝えるために、具体例を交えたり、
また、大切な部分を強調するために、言い換えた表現を用いたりします。
このような、文ごと、段落ごとの役割を理解することが、読解の基本になります。
文の役割を大きく分けてみると、中心文(要点)と
この要点について詳しく説明をはたす文に分けることできます。
そして、先ほども書いたように、この説明をはたす文には様々な役割があります。
これは、具体例、言い換え、原因・理由・根拠、比較、補足説明
などに分けることができます。
要点に対して、どのような形で説得力を持たせるために詳しく説明されているのかを
正しく理解することにより、全文の内容をより深く把握することができます。