ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 図形の移動 算数 正方形の回転
図のように、1辺の長さが4cmの正方形を直線l上をアの
位置からイの位置まで転がしました。このとき、正方形の1つの
頂点Aは、P→Q→Rの順に動きました。円周率は3.14とします。
①頂点AがPまで動くとき、動いたあとの線の長さは何cmですか。
②頂点AがRまで動くとき、動いたあとの線と直線lとで囲まれた
部分の面積は何c㎡ですか。
①求める点の軌跡は半径4cmの扇おうぎ形の弧になるので、
4✕2✕3.14÷4=6.28cm
②求める面積は4つに分割して考えます。
(ア)一つ目は半径4cmの四分円 → 2つ
(イ)二つ目は半径が正方形の対角線の四分円 → 1つ
(ウ)三つ目は1辺が4cmの正方形 → 1つ
ここで(イ)の1辺は、ひし形の対角線に当たるので、
対角線✕対角線÷2=4✕4
対角線✕対角線=4✕4✕2=32c㎡
よって求める面積は、(ア)(イ)(ウ)の合計より
4✕4✕3.14÷4✕2+対角線✕対角線✕3.14+4✕4
=(32+32)✕3.14÷4+16
=66.24c㎡ と導き出します。