ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 人物の気持ちを読み取る

中学受験の国語、物語文においては、
人物の気持ちを正確に読み取らなくてはなりません。
人物の気持ちは、「出来事→気持ちの動き→表情・言葉・態度」
という原因と結果の関係で読み取ります。
つまり、人物が、悲しい表情、言葉、態度の時は、
どのような出来事がきっかけで、悲しい気持ちになっているのかという
原因と結果の関係を正確に読み取らなくてはなりません。
そして、記述の問題なので、設問に「どのような気持ちでしたか」
と問われている場合は、ただ、「悲しい気持ち」と答えるのではなく、
原因・結果の関係で正しく記述しなくてはなりません。
記述の場合、四十字以上など、長くなる場合ほど、
この因果関係を明確にしなければなりません。
つまり物語文においては、人物の心情の変化にはすべて理由があります。
場面ごとのこの理由を正しく理解することが、得点アップには何より重要になります。
また、問題文に「どのような気持ちでしたか」と問われていいる場合は、
必ず「~という気持ち」というように文末表現にも気をつけてください。
聞かれたことに対して正確に答えるというのも国語の基本なのです。