中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文節どうしの関係を理解する

文節とは、文のうえからでも、発音のうえからでも
 
おかしくないように、できるだけ短く切ったひと区切りの言葉です。
 
この文節には、構成された文の中での関係性があることを覚えておきましょう。
 
(5年上第5回総合)
 
例えば、「僕は、そばか、うどんが 食べたい」
 
という文のなかで「そばか」と「うどん」の関係は、
 
僕が食べたいんものという対等(並立)の関係であることが分かります。
 
また、「弟も 兄に つられて 一生懸命 走った」
 
という文のなかで、「弟も」と「走った」は
 
「誰が」「どうした」という主語・述語の関係になります。
 
そして、「夕暮れに なると 灯台に 明かりが ともった」
 
という文のなかで、「灯台に」と「ともった」の関係は、
 
どこに明かりがともったのか詳しく説明していることから、
 
修飾・被修飾の関係ということが分かりますね。
 
このように文節どうしの関係を理解することは、
 
文章において、どの部分が重要になるのかの目安にもなり、
 
読解力も格段とアップしますので、この基本をしっかりと押さえて下さい。
 
このような国文法の基本は6年生の受験間近になると、多くの受験生は
 
レベルの高い読解問題におわれ、おざなりになってしまいます。
 
5年生の早い時期に国語の基礎である文法を正しく理解することは、
 
国語の基礎力を固めるにあたってもっとも重要なことです。
 
予習シリーズを利用し、毎日コツコツと文法、語句について学び、
 
6年生の受験間近になっても困らないようにしましょう。