中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 長方形と最小公倍数

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、最小公倍数を図形問題に応用する場合についてみていきましょう。 
 
長方形への応用を考えましょう。
  
 
問題

 たて9cm、横15cmの長方形のカードを同じ向きにすき間なく並べて、できるだけ
 
 小さい正方形を作るには、カードは全部で何枚必要ですか。
 

解説
 
 もとめるものは正方形の一辺のため、出来るだけ小さな正方形を考えます。
 
 したがって、9cmと15cmの最小公倍数となります。
 
        9=3×3
 
        15=3×5
 
 最小公倍数は 3×3×5=45cm
 
 よって、一辺の枚数はそれぞれ
 
   たて 45÷9=5まい
 
   横  45÷15=3まい
 
   全体の枚数 5×3=15まい となります。