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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第7回 地図や図を読み解く問題2 練習問題3 解説その4

問9にいきます。 
 
領事裁判権(治外法権)を撤廃したときの外務大臣ですから、 
 
陸奥宗光(むつむねみつ)ですね。 
 
日清戦争がはじまる直前のできごとです。 
 
関税自主権を獲得したときの外務大臣が、小村寿太郎(こむらじゅたろう)です。 
 
こちらは、1911年のできごとで、アメリカとの交渉です。 
 
 
 
最後の問10です。 
 
アは正しいです。 
 
吉田茂はこの条約に調印した人物です。 
 
イ・ウも正しいです。 
 
サンフランシスコ平和条約の内容の一部です。 
 
したがって、正解は、エです。 
 
日本が国際連合に加盟したのは1956年。 
 
日ソ共同宣言が出されてソ連との国交が回復したことによるものです。 
 
ところで… 
 
サンフランシスコ平和条約と同じ日にアメリカとの間で結ばれた条約は? 
 
日米安全保障条約です。 
 
日ソ共同宣言が出されたときの内閣総理大臣は? 
 
鳩山一郎です。 
 
サンフランシスコ平和条約 
↓ 
日米安全保障条約 
↓ 
日ソ共同宣言 
↓ 
日本が国際連合に加盟する 
↓ 
日韓基本条約(1965年) … 韓国との講和条約 
↓ 
日中共同声明(1972年) … 中国と国交回復 
↓ 
日中平和友好条約(1978年) … 中国との講和条約 
 
と日本が国際社会に復帰していきます。 
 
きちんと整理しておきましょう。 
 
以上で解説を終わります。