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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 直接描写、間接描写に注目する

中学受験の国語の物語文において、
 
人物の気持ちの変化を推理するにあたり、
 
注目しなくてならないのは、人物の態度を詳しく表現した描写です。
 
例えば、「しぶしぶと立ち上がった」とあれば、
 
いやいやながらに立ち上がっていることが分かりますね。
 
ここで登場人物の心情はマイナスだと言うことが分かります。
 
また「おだやかに言った」とあれば、
 
落ち着いて静かに言ったということが分かり、
 
場面の様子が頭のなかにイメージできると思います。
 
このような登場人物の言動や態度を表す細かい表現に注目することにより、
 
気持ちの変化を正しく理解できるようになります。
 
このような気持ちを表現する描写を直接描写といいます。
 
これに対して、人物の気持ちを情景描写で暗示したりするものを
 
間接描写といいます。
 
この直接描写と間接描写のポイントを正しくとらえられるようにしましょう。
 
また、気持ち変化を、直接描写、間接描写で繰り返し
 
詳しく表現している部分は、
 
問題を解くにあたり重要な部分だと思われますので、
 
しっかりとラインをひくことを忘れないようにしましょう。
 
物語文は、あらすじを追っていくだけではなく、
 
このような細かいポイントをしっかりと押さえ、
 
なお、早いペースで読めるようになれば、
 
国語の偏差値は飛躍的にアップします。
 
早く、正確に。これが、国語の読解における最重要項目なのです。