ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 論説文 事実と意見を結び付ける
論説文の読み方について考えていきたいと思います。
論説文とは、ある話題について根拠、理由となる事実や具体例、
考え方を挙げながら、筆者が自分の意見を述べている文章のことを言います。
論説文では、理由、根拠となる事実や具体例、考え方と
筆者の意見を結び付けて読む進めることが大切です。
つまり、この具体例は、どのような主張について
説得力をもたせるために挙げているんだなと、
考えながら読み進めるようにしましょう。
ただし、論説文は説明文の仲間ですから、
基本的には、形式段落の要点をとらえ、
どのような意味段落のまとまりになっているのかという、
説明文の読み方の基本的なルールに従って読む進めます。
まずは、形式段落ごとの内容を整理しましょう。
その時の問題文に引かれている傍線前後の内容に注目し、
言葉や表現に注目し、どの部分を強調しているのかを
考えながら読み返していきましょう。
また、何について書かれているのかという話題をとらえ、
筆者がなぜそのような意見をもつのかという
根拠となる事実や具体例、考え方を正しく理解し、
事実となる根拠と筆者の意見を、
なるほど、そういう風に結びついているのかと、
納得できることが何より重要になります。