中学受験専門プロ個別指導塾ノア

　
　
　ある小数の小数点を取ってできた整数から、もとの小数をひくと
　
　１８４．１４になりました。もとの小数はいくつですか。
　
　
　たとえば小数の０．２から小数点をとると２になります。これは
　
　もとの数字の１０倍になっています。同様に０．０２も小数点を
　
　とると１００倍の２になります。
　
　このことから小数第一位の小数を整数にすると１０倍になり、
　
　小数第二位の小数を整数にすると１００倍になります。
　
　したがって、この問題はもとの数字を１個分と考えることによって、
　
　小数点を取った数字は１００倍になっています。
　
　個数の差は　１００－１＝９９個分となります。
　
　この９９個が１８４．１４になるので、求めるもとの小数は、
　
　　　　　１８４．１４÷９９＝１．８６　となります。