ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 体の一部を使った慣用句
中学受験における国語の知識分野として、
必ず覚えておきたいのが、慣用句、ことわざ、故事成語です。
その中でも体の一部を使った慣用句はしっかり覚えておきましょう。
これは、語句の知識問題のみならず、
長文読解、特に物語文の文中に登場し、
問題を解く際の大きなカギとなります。
また、慣用句の正しい意味を理解していないことから、
登場人物の心情を正しく理解できない場合もありますので、
十分注意するようにしましょう。
慣用句とは、二つ以上の言葉が結びついて、
それぞれ元の意味とは異なる特別な意味を表している言葉です。
例えば「手を焼く」という慣用句は、
手立てがなくて困る。もてあます。という意味になりますが、
本当に手を焼くわけではありませんね。
このような慣用句は覚える時に、それがプラスの意味で使われるのか、
マイナスの意味で使われるのかをしっかり理解することが
なにより重要になります。
そうすることによって、物語文の中に使われている場合、
それが登場人物のプラスの感情なのか、
マイナスの感情なのかを理解することができるからです。
これは、選択肢問題を選ぶときにも役に立ちます。