ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 ことわざを覚えよう

中学受験の国語における語句の知識問題の中で、
数多くの学校で出題されているのがことわざの問題です。
ことわざとは、昔の人々の生活の知恵から生まれ、
いつからともなく人々の間に広がり、言い習わせれてきた
教訓や批判を含む、短くて調子のよい言葉のことです。
ことわざは、語句知識の問題のして出題されるものですが、
読解問題の文章の中にもひんぱんに登場します。
つまり、ことわざの意味がわからなかったことから、
文章の正し内容をつかむことができなかった
ということもあります。
また、ことわざは、たとえ知識として頭の中に入っていなかったとしても、
その言葉を注意深く読み解いていけば、内容が理解できる場合があります。
例えば「月夜に提灯(ちょうちん)」ということわざは、
役に立たないばかりか、じゃまになるということ、
つまり、不必要なもののたとえですが、
この意味を知らなくても、月が輝いている夜には、
提灯(ちょうちん)がなくても大丈夫だ。
と考えられるようになれば、その意味を理解することができます。
このようなことわざの正しい意味を理解することから
昔の人々の生活に興味が持てるのであれば、
そこから、幅広い知識を吸収することができるのです。