中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 つるかめ算の基本的な考え方

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、つるかめ算の基本的な考え方についてみていきましょう。 
 
問題
 
 
80円切手と50円切手を合わせて12枚買ったら、750円でした。
  
80円切手と50円切手はそれぞれ何枚でしょうか。

解説 
 
この場合、12枚すべてを80円切手にした場合、960円です。
 
本当は、750円ですから、210円分、買いすぎてしまたことになります。
 
買いすぎた分は、80円切手と50円切手との差額分ですから、
 
        960-750=210円
 
        210÷(80-50)=7枚
 
ここで、この「7枚」が50円切手なのか、80円切手なのか、を間違えないようにしてください。
 
もしすべて80円切手だったら、と考えて計算が始まったので、
 
その逆の枚数がここででているはずです。

なので、7枚なのは、50円切手ですね。
 
 
 
答えは、80円切手が 5枚 で、50円切手が 7枚 になります。
 
もちろん、50円切手を12枚にして計算しても同じように計算出来ます。
 
        50×12=600円
 
        750-600=150円
 
差額が150円ですから、
 
        150÷(80-50)=5枚
 
80円切手を5枚にすれば、750円になります。