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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 接続語の用法と種類

中学受験の国語において、説明文、論説文、物語文、随筆文などを問わずに
 
長文の内容を正しく把握するためには、接続語の正しい用法を理解し、
 
文と文がどのようなつながりになっているのかを明らかにしなくてはなりません。
 
接続語とは、文章と文章をつなげたり、段落と段落をつなげる言葉ですね。
 
もちろん、言葉と言葉もつなげます。 前後の関係で使う接続語が決まります。
 
つまり、前後の文章の関係性によって使う接続語が異なってきます。
 
また、接続語を見れば、次にどのようなことを言うのかが想像できるのです。
 
以下が主な接続語の用法と種類です。

順接(前のことがらが原因・理由、その当然の結果があとにくるもの)
 
だから・それで・したがって・すると・ゆえに
 
逆説(前のことがらと逆になるようなことがらや、食い違うことがらが後にくるもの)
 
しかし・だが・けれど・ところが
 
並立(前のことがらと後のことがらが対等な関係で並べられているもの)
 
また・ならびに・および
 
添加(前のことがらに後のことがらを付け加えるもの)
 
そして・さらに・そのうえ・それから・しかも
 
選択(前のことがらと後のことがらを対比したり、そのどちらかを選ぶことを示すもの)
 
あるいは・または・それとも・もしくは
 
転換(前のことがらから話題を変えたり、話題を限定したりするもの)
 
ところで・さて・それでは
 
説明(前のことがらに対して、言葉を変えて説明するもの。
 
これは4つにわけることが出来ます。)
 
詳説換言 つまり・すなわち・ようするに
 
例示比喩 たとえば・いわば
 
理由 なぜなら・というのは
 
補足 ただし・なを・ちなみに
 
このような接続語の空所補充の問題の場合は、
 
空欄の前後を読み比べ、どのような関係になっているのかを
 
正しく理解することがなにより重要になります。