ノア式予習シリーズ学習法 ５年国語 選択肢問題の選び方
中学受験の国語における選択肢の問題について考えていきたいと思います。
国語に苦手意識を持つ中学受験生の多くは、
記述問題よりも、選択肢問題のほうが簡単だと思いがちです。
それは、なんとなく選んだものが当たっている場合があるからでしょう。
しかし、そのなんとなくを繰り返すと、入試本番でそのなんとなくが
外れてしまう場合があるのです。
だから、選択肢問題は、なんとなくではなく、
その答えに至る根拠を言えるようになりましょう。
まず、選択肢を選ぶときに重要なことは、
四つの選択肢を二つにしぼることです。
つまり、選択肢が四つあったならば、
そのうち二つはありえない答えであることが多く、
それを瞬時に見分けなくてはなりません。
このありえない選択肢について考えてみると、
まず、品のない言葉や、断定的に決めつけたものですね。
そして、本文に書かれていない言葉があるなど、
本文に直接関係のないものを外すようにします。
そして、四つの選択肢から二つに選んだものを
しっかりと見くらべるようにしましょう。
本文に書かれている言葉を使っていたり、
具体的に説明しているものを選ぶと正解に至る場合が多くあります。
また、説明文においては、本文のキーワードにあたる言葉が書かれているものは
必ず残しておくようにしましょう。
このような選び方をするときに、言うまでもなく、
本文の要点を正しくとらえておくことが何より重要になります。
