ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 多義語の意味を覚えよう
多義語とは、同じ言葉でありながら、、
使われる場面によって、異なる意味を表す言葉のことです。
例えば、「山」という言葉で考えてみると、
従来は、「高い山に登る」というように表現しますね。
これは、まわりよりも高く盛り上がっている地形を意味します。
しかし、「テストに山をかける」という表現は、
偶然の幸運をあてにした予想を意味します。
また、「仕事の山をこえた」という表現は
物事の一番大事なところという意味になります。
このような表現を多義語と言います。
多義語は、本来の意味、発展的な意味、
または比喩的な意味と、同じ言葉なのに、
使われる場合によって大きく意味が異なってきます。
なので、長文読解の時、自分が知っている意味では、
文章の内容を理解できない時は、
まず、前後の関係から意味を予想することが大切です。
そして、前後の意味のつながりが不自然でないかを確認しましょう。
多義語を知識として頭に入れ、定着させることは、
文章の内容理解においても重要なことです。
また、読むスピードもあがりますので、
毎日の学習習慣の中から、
ひとつでも多くの多義語を覚えるようにしましょう。