ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 和語・漢語・外来語
中学受験の国語において、
言葉の意味と由来を正しくとらえることが基本になります。
日本語は、和語、漢語、外来語という三種類から成り立っています。
和語とは、日本に昔からあった言葉で、大和言葉とも言います。
これは、「朝日」「いつくしむ」「おもはゆい」「おだやかだ」
など、訓読みに多いのも特徴です。
漢語とは、中国から伝わり、日本語になった言葉です。
だから、「世界」「文明」「学校」「建物」のように
音読みの言葉が多いのが特徴です。
そして、外来語は、中国以外の外国から伝わった言葉を指します。
「ガラス」「コップ」「パン」「ビール」などですね。
外来語については、カタカナで表記し、その区別がつきやすいのですが、
和語と漢語の区別は難しい部分があります。
知らない言葉があれば、国語辞典で調べる習慣をつけましょう。
また、中学受験の物語文、随筆文の読解において、
和語の意味を聞かれたり、同じ意味の言葉を選ぶというような
選択肢問題が多く出題されています。
言葉の意味を理解していないと、
正しい内容を把握することができませんので、
少しでも多くの知識を頭の中に入れるようにしましょう。
また、和語に関しては、古くからの日本の歴史を思わせる
美しいことばがたくさんあります。
これらを作文などで使えるようになれば、
記述力も格段とアップするでしょう。