ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 外来語をおぼえよう
近年の中学受験における国語の問題は、
最近、文章量が増え、語句も難関になってきています。
中学受験の国語と学校で習う国語に違いは、
この文章の難しさにあります。
大人が読んでも難しいと思える文章を
50分という制限時間のなかで、時間配分に気を配り、
的確に内容を把握することは至難の業でもあります。
文章の中には、小学六年生の中学受験先にとっては、
普段耳慣れない語句も多く登場しますが、
もちろん、その意味が分からなくても、
接続語、指示語に注意して、文章の関連性に気をつけて読めば
理解することはできます。
しかし、知識として、様々な語句の意味を理解していれば、
文章を読むスピードは格段にアップし、
より深い内容を時間をかけずに頭の中に入れることができるのです。
特に論説文においては、テレビのニュース、
新聞などによく登場する外来語はあらかじめ知っておいたほうがいいでしょう。
例えば、論説文の問題によく登場するイデオロギーとは、
政治や社会に対する考え方を意味しますが、
この言葉の意味を小学生が正しく理解することは難しいと思いますが、
どのようなことを指す言葉なのかということが分かっているだけで、
内容理解の深さは格段とちがってきます。
日ごろの対策としては、家族と新聞を読んだり、ニュースを見る機会を増やし、
報道されていることについて話し合う時間を作るようにしましょう。
普段耳に入って来る外来語が、問題文の中に登場すれば、
気持ちもリラックスできますし、文章を難しく感じることもありません。