ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 和語を覚えよう
最近の中学受験の国語における、物語文の出題は、
中学受験を志す六年生にとっては、
まだ理解が難しいと思われるような、
様々なジャンルの話題についての出題があります。
もちろん、これまでの定番であった、
中学受験生と同世代の子どもの成長が
テーマとなっている学校も多くありますが、
学校によっては、恋愛がテーマのものや、
古い時代の先人たちの価値観がテーマになっているものなど、
そのジャンルは多岐にわたります。
このような出題は、受験生に客観的な視点で、
物事の真理を読み取れるかどうかという部分に重きを置いています。
すると、どうしても精神年齢が高い受験生が有利になってしまいます。
そこで、大切なことは、少しでも多くの言葉を理解しておくということです。
特に物語文においては、登場人物の心情を表現する際に、
様々な和語が使われます。
例えば、「おもはゆい」という言葉は、
恥ずかしいとか、照れくさいという意味になりますが、
このような表現を分かっているだけで、
心情を瞬時に深く理解することができます。
このような和語は、普段耳慣れないものも多いので、
普段の学習の中で、分からない言葉が出来てきたら、
こまめに国語辞典を引き、その場で理解するようにしましょう。