ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第9回 文章を読み解く問題2 練習問題3 解説その4
続いて、問7です。
1は、甲斐国(現在の山梨県)を本拠地とする戦国大名ですから、
武田信玄(たけだしんげん)です。
2が難しい。
「治水(ちすい)」とは、水害や土砂災害から人命や財産を守るために行う
さまざまな事業のことです。
例えば、堤防を作ったり、川の流れを変えたりすることです。
また、「かんがい」とは、河川・湖・地下水などから農作物を育てるのに
必要な水を引いてきて、耕作地をうるおすことです。
「かんがい」が出ていることから、農業のことについて触れる必要があると
読み取りましょう。
戦国大名たちは、領地の産業をさかんにして軍事力を強めようとしました。
なぜか?、それは、戦乱の世の中で勝ち抜いていくためです。
問題が、「簡単に説明しなさい。」ですから、
「戦乱(国)の世の中で勝ち抜いていくため。」
で〇がもらえるかもしれませんが、農業のことにも触れて説明をしましょう。
解答例
農業生産を増やして国を豊かにし、戦国の世を勝ち抜くため。
戦国大名は、農業生産を高めるほか、鉱山を開発したり、交通を整備したりしました。