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ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 立方体 切断した部分の体積

 
   
  
 直方体を切断した立体の体積は、相似な図形を利用して考えます。
 
  
   
 私立中学受験生のみなさんこんにちは。
 
 今回は切断した立体の体積です。

 基本は図形の中に相似な部分を見つけたり、
 
 補足していくことです。

 
 (問題)
 
  上の図は、1辺が6cmの立方体で、辺AD上に点Pを、辺CD上に点Qをとり、
 
  AP=CQ=3cmとします。この立方体を3点E、P、Qを通る平面で切りました。
 
  できた2つの立体のうち、点Hをふくむ方の立体の体積は何c㎥ですか。
 
 (解説)
 
 点Hをふくむ方の立体は、底面を三角形EGHと考えると、
 
 三角すいの一部なので、三角形PQDを底面とする三角すいを
 
 上部にのせていきます。
 
 したがって、求める図形の体積は大きな円すいから小さな円すいを
 
 引いたのこりとみることができます。
 
 よって求める体積は、
  
    6✕6÷2✕12÷3-3✕3÷2✕6÷3
 
   =72-9
 
   =63c㎥ と求まります。
 
  
    
 (まとめ)
 
  直接求積できない場合は、図形の中に相似な部分を見つけることです。
 
 
  それでは中学受験絶対合格を目指して頑張ってください。