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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 接続語で例文をつくる

中学受験の国語において、偏差値を問わず、
 
多くの学校で出題されるのが、接続語の空欄補充の問題です。
 
接続語は、文章を読み書きする時にカギとなる大切な言葉です。
 
記述において、用法を間違わず、正確に上手に使えるようになるには、
 
まず接続語の「分類」「例」「働き」を学び、例文を作ってみましょう。
 
「順接‐だから」雨が降ってきた。だから、傘をさした。
 
このように書くと、雨が降ってきたという原因に対して、
 
傘をさしたという結果があることがわかりますね。
 
これが順接の働きだと理解することができます。
 
他の接続語に関しても同じように考えていきましょう。
 
「逆接‐しかし」雨が降ってきた。しかし、傘をささなかった。
 
「説明(まとめ‐つまり・理由‐なぜなら・補足‐ただし)」 
 
みかん、りんご、ばなな。つまり、果物。
 
「例示‐たとえば」 果物たとえば、みかん、りんご、ばなな。
 
「添加‐さらに」 雨が降ってきた。さらに風も強くなった。
 
このように、分類とその例文をセットで覚えます。
 
すると、それぞれの「働き」を正しく理解できるようになるでしょう。
 
そして、「順接‐当然の結果があとにくる」とそれぞれの接続語の名前も覚え
 
正しく言えるようになります。
 
接続語は国語の基本でもあります。
 
自分の言葉で分かりやすい短文を作ることにより、
 
接続語の前後にある言葉の関係性を具体的に理解することができるのです。