中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 数列・数表 数列の和

 
   
  
 規則性はきまりを見つけるために、分かっていることを書き込みましょう。
 
  
   
 私立中学受験生のみなさんこんにちは。
 
 今回は数列・数表の規則性です。
 
 規則性は問題ごとにまずはきまりを見つけることです。
 
 直ぐに見つからないときは、まずはわかっていることを整理していきましょう。
  
 
 
 (問題) 
 
 あるきまりにしたがって、次のように整数をならべました。はじめからかぞえて
 
 20番目の数はいくつですか。また、20番目の数までの和はいくらですか。
 
    2 5 8 11 14・・・・・・・・
 
 
 
 (解説)
  
 
    ➀ ② ③  ④  ⑤
  
    2 5 8 11 14・・・・・・・・
  
 
  まずは数字と数字の間の差を調べてみましょう。
 
    1番目と2番目の差  5-2=3 
 
    2番目と3番目の差  8-5=3
 
    3番目と4番目の差  11-8=3
 
    4番目と5番目の差  14-11=3
 
 
  どこも数字と数字の差は3と等しくなります
 
   (差が全て等しい数列を等差数列といいます)。
 
  もとめる数字は、この数列の20番目なのでその式を考えます。
 
  最初の数は共通なので、差が20までに20-1回ふえたと考えます。
 
  したがって、
 
 
   ⑳ 2+3×(20-1)=59 ともとまります。
 
 
  また20番目までの和は、
 
   (2+59)×20÷2=610 となります。
 
 
  (別解)
 
    ➀ ② ③  ④  ⑤
  
    2 5 8 11 14・・・・・・・・
 
   公差は3なので公差×番号の答えをならべてみます。
    
    ➀ ② ③  ④  ⑤
  
    2 5 8 11 14・・・・・・・・
 
    3 6 9 12 15・・・・・・・・
 
   上と下の差は1ちがいとわかります。
 
   したがって、20番目を求めると
 
    ⑳3×20-1=59 と求めることもできます。
 
  
   また20番目までの和
     
     (2+59)×20÷2=610

 
 
 (まとめ)
 
  □番目までのもとめ方を公式にするとつぎの通りです。
 
 
   □番目の数=はじめの数+公差×(□-1)
 
   □番目までの和=(最初の数+□番目の数)×個数÷2
 
  
  公差を使った公式
 
   □番目の数=公差×番号±数列との差
 
  それでは中学受験絶対合格を目指して頑張ってください。