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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文節と文節の関係

文節と文節の関係を正しく理解する上で、まず大切なのは、
 
文全体の主語と述語を読み取るということです。
 
主語と述語の関係おもに三つに分類することができます。
 
何が、どうする
 
例「風が 吹く」「子どもが 走る」
 
何が、どんなだ
 
例「水が 冷たい」「波が 静かだ」
 
何が、なんだ
 
例「ポチは 犬だ」「私が 当番だ」
 
文を組み立てている文節のうち、
 
「何が」にあたる文節、つまり主語と、
 
「どうする」「どんなだ」「なんだ」にあたる述語とは、
 
意味のうえで強く結びつき、
 
文全体の中心部を担う役割を果たしています。
 
主語、述語をとらえることが難しい場合は、
 
「どうする」「どんなだ」「なんだ」にあたる述語を
 
最初に見つけ出すことにより、
 
主語がどの部分にあるのかが分かりやすくなります。
 
その時には、まず文節に分けて、
 
倒置(語順の入れ替わり)があるかないかを
 
確かめるようにしましょう。
 
倒置がある場合は、普通の語順に並び替えてから
 
述語を特定するようにしましょう。