ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 主語・述語の関係を読み取る
ひとつの文の中から、主語と述語の関係を読み取ることにより、
文章全体の内容が読み取りやすくなります。
例えば、「兄が書いた作文がコンクールで入賞した。」
という一文から考えてみると、主語と述語の関係は、
何がどうしたという形でとらえると、
「作文が 入賞した」となります。
では、その他の文節にはどのような関係があるのでしょうか?
主語の「作文」を修飾する部分が、「兄が」「書いた」
になります。つまり、どのような作文なのか詳しく説明している文節です。
しかし、この部分も「何が」「どうした」という関係にあり、
主語、述語で結びついていることが分かります。
このように、ひとつの文の中に、
文全体の主語、述語以外に
主語、述語の関係で結びついている文節がふくまれることがあります。
このような場合、文全体の述語はどの部分であるのかを正確にとらえ
正しい内容を理解するようにしましょう。