中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 時計算 短針と長針の間の角度の求め方

 
   
  
 時計算は、旅人算の一種です。
 
  
   
 私立中学受験生のみなさんこんにちは。
 
 今回は速さの中から時計算です。
 
 先に進んでいる短針を、後から長針が追いかけて作る角度が問われています。

 考え方は旅人算の長さが、時計算では角度になっただけです。
  
 まずは旅人算の考え方と対応させていきましょう。
 
 
 
 (問題) 
 
 時計の針が2時20分をさしています。長針と短針の作る角のうち、小さい方の角の
 
 大きさは何度ですか。
 
 
 
 (解説)
 
 最初に確認することは時計の長針と短針が進む速さです。
 
      長針が1分間に進む角度 360÷60=6度
 
      短針が1分間に進む角度 30÷60=0.5度
 
 
 
 
 もとめる時刻は2時20分のときに作る角度なので、
 
 まずは2時の角度をもとめておきましょう。
 
       30✕2=60度
 
 
 1分間に長針が短針に追いつくと
 
         6-0.5=5.5度 ずつ縮めていくことになります。
 
 20分間で短針よりも長針がよけいに進む角度は、 
 
         5.5✕20=110度になります。

 よって、2時20分までに長針はまず短針が先に進んでいる60度をちぢめて、
 
 さらに     110-60=50度 開くことになります。
 
 

 (まとめ)
 
  時計算の基本は長針と短針の1分間に進む速さです。
 
   
      長針が1分間に進む角度 360÷60=6度
 
      短針が1分間に進む角度 30÷60=0.5度
 
 
 
  それでは中学受験絶対合格を目指して頑張ってください。