ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 時計算 狂った時計の計算
時計算は旅人算の一種です。
別の問題とせずに、知っている問題として考えてみましょう。
私立中学受験生のみなさんこんにちは。
今回は速さの分野の時計算です。
時計算は旅人算の一種です。長さが角度に変わったところを置きかえて知っている
問題としてあつかってみましょう。
(問題)
ある日の正午の時報に時計を合わせました。
その日の午後3時には、この時計は午後2時54分をしめしていました。
その日の午後7時には、この時計は午後何時何分をしめしますか。
(解説)
正午に時計を合わせてから3時間立ったときに、時計は6分遅れているため、
1時間で遅れる時間をまずもとめます。
3時間 → 6分遅れる
1時間 → 6÷3=2分遅れる
設問は時計を合わせた正午から7時間後、時計が差している時刻なので、
正しい時刻との遅れを引きます。
7時間 → 2×7=14分遅れます。
もとめる時刻は7時14分前です。
7時00分 → 6時60分 - 14分 =午後6時46分 ともとまります。
(まとめ)
単位時間(1時間)あたりの遅れをもとめてから、
対応する時間に合わせて計算をていねいに行いましょう。
それでは中学受験絶対合格を目指して頑張ってください。