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ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 通過算 列車の速度

 
   
  
 通過算は進んだ距離を確認するために状況に応じて図式化しましょう。
 
  
   
 私立中学受験生のみなさんこんにちは。
 
 今回は速さの分野の通過算です。
 
 通過算は進んだ距離が、状況によって変わってきます。
 
 まずは必要な長さを図を使って確認してみましょう。
  
 
 
 (問題) 
 
 長さ150mで毎時90kmの速さで走っている電車が、長さ250mの鉄橋を
 
 渡り始めてから渡り終えるまでに何秒かかりますか。
 
 
 
  (解説)
 
 速さの単位が時速なので秒速に直します。
 
      90×1000÷60÷60=秒速25m 
 
 電車の先頭が鉄橋にさしかかってから渡り終えるまでに、
 
      列車の長さ+鉄橋なの長さ
 
      =150+250=400m 進むことになります。
 
 したがって、
 
      400÷25=16秒 ともとまります。
 
  
 
 
 (まとめ)
 
  単位換算は間違えやすいので、効率の良い計算を覚えるのも方法です。
 
    時速(km/時) = 秒速(m/秒)  × 3.6
 
    秒速(m/秒)  = 時速(km/時) ÷ 3.6
 
 
  それでは中学受験絶対合格を目指して頑張ってください。