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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第10回 地図や図を読み解く問題3 練習問題3 解説その1

それでは、第10回の練習問題3の解説を始めます。 
 
条約改正に関する問題です。 
 
まず手始めに、なぜ条約を改正する必要があったのでしょうか? 
 
江戸時代末期に欧米諸国と不平等な条件の条約を結ばされてしまったからです。 
 
不平等な条件は、大きく2点ありました。 
 
1点は、治外法権(領事裁判権)を認めたこと。 
 
もう1点は、関税自主権がなかったこと。 
 
この2点をなくすために明治維新の様々な改革があるのです。 
 
さっそく問題に入りましょう。 
 
問1です。 
 
写真の中央に写っている人物をこたえるのですが、問題に「使節の正使 
 
(代表者)」とあり、大きなヒントが与えられています。 
 
もちろん、有名な写真ですから、パッと答えられるとは思いますが、 
 
問題文はきちんとチェックするクセをつけましょう。 
 
正解は、エの岩倉具視(いわくらともみ)です。 
 
他の4名がそれぞれ誰なのかも答えられるようにしてください。 
 
(左から2番めの人物が問われることはないと思いますが) 
 
写真左から 
 
木戸孝允(きどたかよし)、山口尚芳(やまぐちなおよし)、 
 
岩倉具視(いわくらともみ)、 
 
伊藤博文(いとうひろぶみ)、大久保利通(おおくぼとしみち) 
 
となります。