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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第10回 地図や図を読み解く問題3 練習問題3 解説その2

続いて、問2です。 
 
条約改正を有利にすすめるために建てられた建物ですから、 
 
正解は、鹿鳴館(ろくめいかん)です。 
 
文明国になったことを示し、条約改正を進めようとしました。 
 
しかし、あまりにも極端であったため、国の内外から批判され、条約改正は 
 
思うように進みませんでした。 
 
 
 
問3です。 
 
これも有名な絵ですね。 
 
絵を見た瞬間、「ノルマントン号事件」と思い浮かべて欲しいです。 
 
元々、日本政府は関税自主権回復を先に実現できるように交渉を進めていたの 
 
ですが、この事件によって、治外法権撤廃を先に実現するようにと方針を変えました。 
 
 
 
問4です。 
 
領事裁判権を撤廃した時の外務大臣です。 
 
正解は、イの陸奥宗光(むつむねみつ)です。 
 
アの井上馨(いのうえかおる)は問2の鹿鳴館外交をすすめた人物です。 
 
ウの幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)は太平洋戦争前後に活躍 
 
した人物です。 
 
エの福沢諭吉は、条約改正には関わりがありません。 
 
 
 
最後に問5。 
 
空らんの後ろが「自主権」ですから、正解は、関税(かんぜい)です。 
 
問4の陸奥宗光、この問題の小村寿太郎は顔写真を見ておいてくださいね。 
 
以上で、練習問題3の解説を終わります。