ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 名詞の種類
名詞とは、「もの」や「ことがら」の名前を表す単語です。
名詞は、自立語であり、また、動詞、形容詞、形容動詞と違い、
使い方によって、単語の終わりの部分が変化しません。
つまり、名詞には活用がありません。
名詞の種類は様々に細かく分類することができます。
普通名詞
一般的なものやことがらにつけた名前。
固有名詞
人名、地名、書名など、そのものだけに付けた名前。
数詞
ものの数や量、順番などを表す単語。
代名詞
人やものごとなど、名前の代わりに指し示す単語。
「わたし」「ぼく」「彼」「だれ」
などが、この代名詞にあたります。
形式名詞
その言葉の意味が薄れて、補助的、形式的に用いられる名詞です。
一見名詞と思われないような、特殊なものと考えましょう。
形式名詞には、その上に内容を限定する修飾語の文節がつきます。
「とき」「こと」「とおり」「ため」「はず」
「わけ」「もの」などがこの形式名詞にあたります。
例えば、「勉強するとき」の「とき」
「勉強すること」の「こと」が形式名詞にあたります。
このように、名詞には様々な種類があります。
それぞれの性質の分類を正しく理解するようにしましょう。