ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 自動詞と他動詞
動詞とは、ものごとの動作、作用、存在などを表す単語です。
そして、自立語ですが、名詞と違い、
下に続く言葉によって語尾が変化します。
つまり、動詞には活用があります。
そして、主に述語になる用言です。
また、言い切ったときの語尾がウ段音になるのも特徴です。
動詞は、自動詞と他動詞に分類することができます。
たとえば、「子供が 育つ。」の「育つ」は、
主語である「子供」自身の動作、作用、変化を表しています。
これを自動詞と言います。
これに対して、「子供を 育てる。」の「育てる」は、
「子供」自身の動作ではなく、
誰かが「子供」におよばす動作だということが分かります。
このように、「~を」という動作、作用の目的・対象を
表す言葉を必要とする動詞を他動詞と言います。
また、「~することができる」という
可能の意味を持つ動詞を可能動詞と言います。
このような動詞の種類を正しく理解することが、
文章の内容を正しく理解する第一歩となるのです。