ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 志望校の出題傾向を理解する

中学受験の国語の出題傾向について考えてみたいと思います。
偏差値を問わず多くの学校で出題されているのが、
説明文(論説文)、物語文、そして漢字語句の大問三つ
というパターンを一番よく見かけます。
しかし、近年では、日本大学中学のように、
詩の問題を出題したり、
国学院久我山のように、随筆文が出題されたりと、
様々な形態の文章が出題されるようになりました。
大切なのは、六年生の夏休み以降には、
志望校の出題傾向を理解し、
苦手分野をなくすということです。
最近の受験生の中には、
説明文、物語文の読解方法は理解していても、
どうしても演習の数が少ない
随筆文が苦手という生徒が目立ちます。
随筆文は、まず、筆者がどのような性格で
どのような考えを持っているかということを
理解しながら文章を読み進めていくことが大切です。
そして、文章全体を、出来事と、筆者の考え(感想)とに
分けて読み進めるようにしましょう。
分けて読み進めることにより、
因果関係を正しく理解し、主題を正しくつかむことができます。
このように、中学受験に出題される文章は
それぞれに読み方の違いがありますので、
それぞれを正しく理解するようにしましょう。