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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 副詞・連体詞

副詞とは、形容詞、形容動詞と同じく、
 
ものごとの動きや様子、ある性質の態度などを表す単語です。
 
しかし、形容詞、形容動詞と大きく違うところは、
 
自立語ではありますが、活用がありません。
 
主語にはならず、それだけで修飾語になる品詞です。
 
例えば、「ゆっくり」という副詞は、
 
「ゆっくり 話す」というように、
 
「話す」という動詞を修飾していることが分かりますね。
 
このように副詞は、用言(動詞、形容詞、形容動詞)を
 
修飾する働きがあります。
 
これに対して、連体詞は、副詞と同じように、
 
ものごとの様子や状態、性質などを表す単語で、
 
自立語であり、活用もありません。
 
副詞との大きな違いは、体言(名詞)だけを修飾するということです。
 
例えば、「この」という連体詞は、
 
「この 本を 欲しいのですが」というように、
 
「本」という名詞を修飾していることが分かりますね。
 
このように、副詞と連体詞の見分け方は、
 
どの部分を修飾しているのかに注目し、
 
修飾されている言葉が用言(動詞、形容詞、形容動詞)
 
であれば副詞、体言(名詞)であれば、連体詞というように
 
正しく見分けられるようになりましょう。